20年間ワキガで悩み続けてきた私を救ってくれたパースピレックス(デトランスα)
実力派の制汗剤なんですが…強力ゆえに、かゆみや肌荒れを起こして「使いたいのに使えない」という声もあります。

パースピレックス(デトランスα)敏感肌用に、アルコールフリーが登場していたのはご存知ですか?
パースピレックスの公式サイトを確認すると、リニューアルしてアルコールフリーになったようです。
せっかくなので、アルコール入り敏感肌用とアルコールフリー敏感肌、新旧2種類の制汗効果を試してみました!
「アルコール入りは痒みが出て使えなかったけど、アルコールフリーなら使えるかも!」という人の参考になれば幸いです。
パースピレックス(デトランスα)敏感肌用アルコールフリーを使ってみた感想
ワキガの私が右脇にアルコールフリー敏感肌用、左脇にアルコール入り敏感肌用を塗って比較しました。
その結果、パースピレックス(デトランスα)敏感肌用アルコールフリーは…
- 肌が痒くならない
- 軽~中程度のワキガなら抑えられる
- 持続力は低め(約1日)
ということが分かりました。
さらに詳しく比較した感想は下記にまとめていきます!
汗が抑えらるまで2~3日かかる
使用して1日目。サウナスーツを着て室内で30分間汗を流した脇汗の様子です。
アルコール入り敏感肌用は脇汗が抑えられていますが、アルコールフリーの方は汗ジミができています。
使用して2日目↓
引き続きアルコール入り敏感肌用は脇汗を抑えてくれています。
アルコールフリーの方は少し湿っているものの、汗じみは抑えられています。
使用して3日目↓
アルコール入り敏感肌用は2日目と同様、しっかり脇汗が抑えられています。
アルコールフリーの方は、3日目でしっかり汗が抑えられました。
制汗テストの結果、アルコールフリーは汗が抑えられるまで約2~3日かかりました。



持続力は1日程度
3日間塗り続けた後、塗るのを中止して持続力を確認してみました。
その結果…1日塗るのをやめたら、アルコールフリーの方は汗ジミができてしまいました。
ちなみに、アルコール入り敏感肌用は塗るのを中止して2日目で汗ジミができました。
軽度~中程度のワキガなら抑える効果はあるかも
私は中程度のワキガです。参考:日本人のワキ臭(腋臭)は7タイプに分かれることを発見 | マンダム
塗って1日目、アルコール入り敏感肌用はワキガの臭いは気になりませんでしたが、アルコールフリーの方は少しワキガ臭が気になりました。
2~3日目からは、アルコールフリーの方もワキガ臭が気にならなくなり、夫にも確認してみましたが臭いはしないとのことでした。
アルコール入りとアルコールフリーはどこが違う?
2つの違いを表にまとめてみました!
敏感肌用アルコール入り | 敏感肌用アルコールフリー | |
容器 | Antiperspirantの表記あり | Extra-effective Antiperspirantの表記あり |
使用感 | アルコールの匂いあり、肌の痒みあり | 刺激のある匂いはなし、肌の痒みは少ない |
持続力 | 約2~3日 | 約1日 |
成分 | 変性アルコール/塩化アルミニウム/乳酸カルシウム/ヒドロキシプロピルメチルセルロース/ヒマシ硬化油 | 水/塩化アルミニウム/炭酸ジプロピルヘプチル/PPG-20メチルグルコース/C15-19アルカン/グリセリン/ポリアクリレートクロスポリマー-6/トコフェロール/水酸化ナトリウム |
詳しい説明は下記に書いていきます!
Extra-effectiveがアルコールフリーの目印
画像を見ると分かると思いますが、アルコール入りのアルコール入りもアルコールフリーも見た目が似ていますが…
アルコールフリーの方には「Extra-effective」の記載があります。
パースピレックスの公式サイトを確認すると、現在の敏感肌用はアルコールフリーにリニューアルしたようです。
ただし、購入するショップによってはアルコール入りが販売されている可能性もあります。気になる場合はショップに確認してみてくださいね。
ツーンとする匂いがなく、痒みが少ないのはアルコールフリー
アルコール入りの敏感肌用はアルコール特有の鼻にツーンとくる匂いがあり、ニオイに敏感な人の中には苦手な人もいるかも…。
アルコールフリーの方は少し酸っぱい匂いがしますが、鼻に刺激がくるような香りはしません。
アルコール入りの敏感肌用は普通肌用に比べると痒みは少ないものの、体温が上がったときや汗が出る場面ではピリッと痒みを感じることもあります。
アルコールフリーの方は敏感肌用より更に刺激が少なく、使用中は「かゆい!」と感じることはありませんでした。
持続力が欲しいなら敏感肌用
アルコール入りの敏感肌用は多少痒みを感じるものの、使用をやめてから2~3日制汗効果が持続しました。
一方、アルコールフリーは痒みを感じることはなかったものの、使用をやめてから1日目で脇汗が復活してしまいました…
成分を比べてみた
アルコール入りの敏感肌用とアルコールフリーの成分をまとめました。
敏感肌用アルコール入り | 敏感肌用アルコールフリー |
変性アルコール/塩化アルミニウム/乳酸カルシウム/ヒドロキシプロピルメチルセルロース/ヒマシ硬化油 | 水/塩化アルミニウム/炭酸ジプロピルヘプチル/PPG-20メチルグルコース/C15-19アルカン/グリセリン/ポリアクリレートクロスポリマー-6/トコフェロール/水酸化ナトリウム |
参考:パースピレックス(デトランスα)【Comfort (コンフォート)敏感肌用】 の成分
敏感肌用はお肌への刺激を抑えた配合になっていましたが、アルコールフリーは更にお肌を労わる配合になっているようです。



パースピレックス(デトランスα)敏感肌用アルコールフリーを使ってみた感想まとめ
今回は、アルコール入り敏感肌用と新しく登場したアルコールフリーと比較をしてみました。
その結果…
こんな人にはアルコール入りの敏感肌用がおすすめ
- 普通肌用が合わなかった人
- アルコールで肌荒れしない人
- 少しでも持続力が欲しい人
こんな人には敏感肌用アルコールフリーがおすすめ
- 敏感肌用でも肌荒れしてしまった経験のある人
- アルコールで肌荒れしたり匂いが苦手な人
- 肌が弱いけれど、ワキガや汗対策をしたい人
現在はアルコールフリーの敏感肌用のみになっているようなので、比較は必要なかったかもしれませんが…
ショップによってはアルコール入りが販売されている可能性もあるので、確認してから購入してくださいね。